【※ネタバレあり】エイリアン:ロムレスの感想

映画

基本情報

  • 公開日:2024/9/6
  • 監督:フェデ・アルバレス
  • 出演:ケイリー・スピーニー, デヴィッド・ジョンソン, アーチー・ルノー, イザベラ・メルセード ほか
  • シリーズ作品と時系列:
    • プロメテウス(2089年)
    • エイリアン:コヴェナント(2104年)
    • エイリアン(2122年)
    • エイリアン:ロムルス(2142年)
    • エイリアン2(2179年)
    • エイリアン3(2270年)
    • エイリアン4(2470年)

ストーリー概要

エイリアンシリーズの最新作で、宇宙を舞台にしたサバイバルホラー映画です。
孤立した宇宙船内や植民地基地を舞台に、乗組員たちが再びエイリアンの脅威に直面するところから始まります。
エイリアン(ゼノモーフ)の襲撃により、乗組員たちは命をかけて戦うことを余儀なくされますが、極限状態の恐怖やパニックが彼らの冷静な判断を狂わせます。
さらに、物語は単なるエイリアンとの戦いにとどまらず、人間同士の対立、アンドロイドの裏切り、信頼の喪失といった要素も絡み合い、緊張感が増していきます。
エイリアンシリーズの原点である閉鎖空間でのサバイバル要素や、深い恐怖感が再び強調された作品です。

感想

予想してないところでしっかり驚かしてくる

『エイリアン:ロムレス』は、ホラーとしての緊張感を絶妙にコントロールしています。
特に、観客が油断した瞬間に不意をつくような驚かせ方が非常に上手く、何度も驚かされました。
一気に襲ってくるよりも、静かに現れるのは本当に心臓に悪いです。笑

人間は恐怖で正しい判断ができない

物語の中で描かれる人間たちは、極限状態に追い込まれ、恐怖によって判断力を失っていきます。
「エイリアン」でクルーを犠牲にし、会社の利益を優先したあのアンドロイドが本作でも登場します。
一人目の犠牲者(寄生された)が出た時に、アンドロイドから仲間を置いて逃げろと言われ仲間を見捨てることができず状況を冷静に判断できず引き止める仲間を振り切って自分たちの宇宙船に戻ってしまいます。
仲間同士で不信感が生まれたり、逃げるべき場面でパニックに陥ったりする様子がリアルで、恐怖の中での人間の脆さを感じさせられます。

所々にエイリアンシリーズのオマージュあり

『エイリアン:ロムレス』は、『エイリアン』シリーズへのオマージュが散りばめられており、ファンにはたまらない演出が随所に見られます。
暗く閉鎖的な空間や、エイリアンの登場の仕方など、初代の恐怖を思い起こさせるシーンが多く、昔からのファンにとっては懐かしさと新鮮さが同居する仕上がりになっています。

総評

最初のシーンから「エイリアン」シリーズのオマージュが出てきて、過去作を見ている方には絶対には是非見てもらいたい作品です。
戦闘シーンはもちろん、登場するアンドロイド、逃げようとするシーンにところどころ過去作を思い出させる部分が多く出てくるので色々思い出しながら見ることができました。
久々に過去作を観たくなった作品でした!!!

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